【Lv1GP 最終13位 レート1621】 ヤミブリメテノの結論へ至る道中

いろはさん主催の仲間大会「Lv1GP」に参加してきたのでその記録をば。

 

 

ロジャースはLv.1対戦の経験もあることから情報面や経験値で相当有利な状態でのスタート。

もはやこれはメンツを懸けた戦いだと思って臨みました。

で、その経験に基づく環境考察を開始。

 

 

 

環境考察

 

僕個人としてはタグをつけての情報発信は行いませんでしたが、他の方が行ったこともあり強いポケモンや組み合わせは(過去の仲間大会も含めて)周知されると推測。

とりあえず警戒するべきなのは

 

コータス

特性ひでりで一致炎打点をさらに強化してしまうカメさん。

このLv.1環境ではステータスが均されることで低すぎるはずの素早さもスカーフを持てば環境最速(S8)を抜けるほどまで繰り上がります。

その素早さからレベル技遺伝で覚えた威力150の噴火をぶっ放してくるのだから理不尽極まりない。

このルールにおける潮吹きカイオーガ的存在と言っていいでしょう。

ですがコータスの強みはそれだけで留まらず、からをやぶるによる積みエース型も存在します。

一度積むと並の耐久(H13D7)では噴煙ですら確1となります。

他にも欠伸ステロや単純なチョッキアタッカーなども候補に挙がりますが、行動を許したときの被害が大きくなるのは上記の2つでしょう。

 

ヒスイドレディア

単体でも強い方ですが、主にコータスと組んで葉緑素アタッカーをするポケモン

元が環境最速のS8に到達できる素早さなのにさらに2倍にしてそんじょそこらのスカーフやからやぶ勢すら抜き去ります

その素早さとA8から放たれるタネマシンガン、インファイトトリプルアクセル、炎テラバ等は「シンプルに痛い」と表現したいですね。

タネマシンガン、トリプルアクセルイカサマダイスとの相性もいいですが、純粋に珠を持って火力を伸ばすのも強力。

勝利の舞もしっかりLv.1で覚えられるため壁展開とも組み合わせられます。

 

イエッサン♂

サイコメイカーに強さの8割が詰め込まれたポケモン

ワイドフォースがトンデモ火力を出すのはもちろん、同速勝負が多発する環境で同速勝負を回避するための先制技を無効化できるのが強力。

トリックやアンコールなどの厄介な技もあるため警戒するべき要素は多め。

ただ大半がスカーフだと思ってるので仲間大会ぐらいの回数ならば半ば決め打ちでいいでしょう。

 

オオニューラ

ヤメロー!ネムリタクナーイ!シビレタクナーイ!

執筆時点でのランクマでイエッサン♂と組むことが増えたらしく、流用で普通に使われそうなポケモン

というもののLv.1では元から強力な組み合わせの1つでした。

とにかくフェイタルクローによる運ゲーを回避できるか否か

回避したのならば剣舞インファorアクロバットに対抗できるか否か

幸い一致技両半減となるのが毒とゴーストの2つ選択肢があります。

 

イダイトウ♂

ロジャースがボラギノールと名前をつけてGTSで流しまくったポケモン

ただでさえ通りのいい水霊の範囲を適応力により高火力でぶっ放してきます

それも技がウェーブタックル(120)とおはかまいり(150)とそもそもの威力が高いのだからたまったもんじゃありません。

加えてあめふらしが使用可能ポケモンにいないものの、すいすいという選択肢もあり警戒度の低い手動雨乞いからすべてを洗い流していきます

 

アサナン

ヨガパワーでA6を2倍にしてくる超火力にんにく。

種族値換算でなんとA335相当。

幸いなのは高火力技が格闘技にしかなく、もう一方の一致技は最高威力80の思念の頭突き止まり。

……なんてこともなく、猫騙しとバレットパンチを覚えるので

猫騙し→攻撃→バレットパンチ

の3回行動に対して対策なしで挟める行動は1回のみ

 

ドーブル

ほぼすべての技を覚えてしまうどぶぶわん。

キノコのほうしは言わずもがなですが、現時点でLv.1における唯一のネズミ斬の使い手でもあります。

(ワッカネズミは性別なしのためレベル技遺伝が不可能)

例えいくらタイプや壁で軽減しようと1ダメージを最大10発ぶつけてくるのでゴーストタイプ以外は最低半壊という恐ろしさ。

そして特に積まずとも一致補正とテクニシャンのおかげでB7までは等倍で単発3ダメージ出しやがります。

そしてこの火力をからをやぶるで上げながら上から制圧してこようとします。

これら以外にも選択肢がまだまだ豊富にありますが、前例を探した人たちは基本これにたどり着くでしょう。

 

アローラキュウコン

環境最速のS8から1ターンで両壁を展開するポケモン

ダメージ計算にて切り捨て(五捨五超入)を多用するポケモンの仕様と壁は相性がいいのですが、Lv.1では如実に表れてきます。

例えば上記のネズミ斬の3ダメージ、これを半減すると1.5になりますが切り捨てて1にまで下がりますからね。

連続技が強いと言われるLv.1において3ダメージはよく出てくるのでこれを実質1/3にしてしまう壁は非常に強力。

連続技以外でも奇数ダメージを半減+切り捨てで過剰に減らすことがあるため迷ったら壁と言っていいでしょう。

その壁をS8から両方展開し、下手なことをすればアンコール咎められてしまいます。

吹雪による強めの打点はこの環境で並の耐久であるH13D7を確2にするため壁一点読みの行動も危険。

 

 

このほかにもブリジュラスやパルシェンマリルなどもいますが、ロジャースが特に危険視したのはこの8匹。

 

 

実績・信用のある3匹

 

唐突ですがこれまでのLv.1仲間大会で使いやすいと思ったポケモンが3匹います。

 

ヤミラミ

@ひかりのねんど

12-5-7(76)-6-7(156)-6 ずぶとい

いたずらごころ 炎テラス

イカサマ/アンコール/リフレクター/ひかりのかべ

 

悪・ゴーストというかつて弱点なしの組み合わせですが、SVLv.1においては強烈な耐性を誇ります。

上記で挙げた警戒するべきポケモンのうち、

アサナン イエッサン♂ オオニューラ

の一致技に強いといえばこの組み合わせの優秀さが伝わるでしょうか。

悪タイプ故に悪戯心無効なのも嬉しいポイント。

 

主な役割はアローラキュウコンでも強いと紹介した壁張り

地味に今作新規習得でほかにはベロバーやクレッフィ等も悪戯心壁張りが可能。

壁張りとしても悪・ゴーストというタイプは優秀でかわらわりサイコファングによりヤミラミを前に壁を割らせません

きりばらいは考慮しないものとするし、あれは割ってない)

後述の積みエースに引いてからは割られるようになりますが、割るのに一手使わせたのならそいつぁ重畳

 

そしてしっかり悪戯アンコールで相手の下手な行動を咎められるのもポイント。

基本先発で出すのでステロとかしたならもうロックがかかります。

悪タイプやサイコフィールド上の相手には効かないのでそこだけ注意。

 

唯一の攻撃技ですが、はたきおとすやバークアウトなどを押し退けてイカサマを採用。

オレンや奇石に強いはたきの方がいいとは思ってるのですが、2発目からモロにダメージが落ちるのでしっくり来てないんですよね。

というより壁張ってイカサマしてたら相手が半壊した、なんてこともあったのでダメージが期待できるイカサマで使い続けてます。

地味ですがアンコールの効かない悪タイプ/悪テラスの積みエースやサイコフィールド上で剣舞したオオニューラにも打点になります。

そして自身はしっかり性格補正でAを下げてイカサマ対策してます。

 

テラスタイプは今まで鋼でしたがコータスを重く見てに変更。

フェアリーに強いのは変わりませんからね。

 

ブリジュラス

@オレンのみ

13-8(236)-8(36)-8(76)-7(156)-7 きまぐれ

じきゅうりょく ゴーストテラス

ラスターカノン/ワイドブレイカー/ボディプレス/がんせきふうじ

 

元々パルシェンチラチーノの対策で入れてたポケモン

連続技が強いLv.1ルールで持久力はとんでもないメタ性能を誇ります。

事実大会中数回は持久力5連発してましたね。

そこから放たれるボディプレスは痛いなんてもんじゃ済みません。

 

特に上記の要警戒ポケモンの誰かに強いということはありませんが、仮初にも600族なので強烈な汎用性を誇ります。

そこにLv.1最強クラスのアイテムオレンのみを持てばそりゃもう強いのなんの。

オレンのみで持久力の発動機会を増やしてくれるため相性はかなりよく、ヤミラミの壁と併せれば生半可な物理では突破に相当なターン数がかかるようになります。

 

技はまず持久力ということでボディプレスが確定。

いつの間にか一致技を超えてるなんてこともしばしば。

そしてS操作技であるがんせきふうじも毎回入れてます。

S7がS-1技を持つメリットは大きく、同速のS7のスカーフ持ちに対して撃つと計算の仕様上S6になるので同速のようで同速じゃない現象が発生します。

(7×2/3を先に計算して切り捨てて4、スカーフで1.5倍して6になる)

 

鋼技は無難にラスターカノンを選択。

岩封後に怯みが狙えるアイヘも候補ですが、物理に偏るのを嫌いました。

最初ハードプレスで使いましたが見事に使いづらくて早々に切り捨てた過去があったりします。

残り1枠は爆発力のある流星群も十分候補ですが外しが怖いのでAデバフのワイドブレイカを選択。

竜の波動は追加効果が何もないのであまり魅力を感じませんでした。

 

テラスタイプは飛行と悩みましたが格闘無効のゴーストを選択。

格闘耐性のあるタイプにすることは確定してたのですが、氷柱針やロクブラで2ずつ食らうようになるのが嫌だったので飛行は断念。

フェアリーも候補ではありますが、多発が想定されるブリジュラスミラーでラスカ弱点になるのはマズいですからね。

 

余談ですが、ロジャースはブリジュラスの頑丈オレンの何が強いか分かっていません。

頑丈オレンってコイルのようなHP11がやるから強いのであってHP13のブリジュラスだと強みが発揮されてるかイマイチだと思うんですよね。

一度目の頑丈発動したってことは12ダメージ食らってるわけですからオレン食べてもHP11じゃ耐えられません。

一方でオレン食べて頑丈が復活した場合は一度目の頑丈が発動してないってわけで。

持久力によりボディプの火力上がらない分損してるわけです。

頑丈自体は(一撃必殺技の価値が暴落したLv.1とはいえ)十分強いのでオレンを他に回して有効活用したいところ。

 

メテノ

@しろいハーブ

流星 13(196)-7(196)-7-6-7-6(116)

コア 13(196)-7(196)-6-7-6-8(116) すなお

リミットシールド 鋼テラス

ロックブラスト/アクロバット/じしん/からをやぶる

 

IT`S PIKACHU!!!

 

元々はコータスに強いポケモンとしての採用。

岩タイプ故に強烈な炎技を半減にしつつ、飛行複合によりソラビ等倍と大地無効を実現。

加えてリミットシールドによりHPが半分あれば状態異常無効なので欠伸や鬼火などにも屈しません

地味にオオニューラにも強い方でフェイタルを半減にしつつインファを等倍に抑え込んでいます。

岩タイプとしてはとんでもない汎用性がこのおほしさまに詰まってます。

 

当初この耐性に気付くも性別不明のためレベル技、すなわちからをやぶるの遺伝ができないと考えてましたが、7世代とHOMEの技思い出し機能を試してみたところ大成功。

 

USUMで孵化

ハートのウロコを使って将来覚えられるからをやぶるを「思い出させ」てもらう

バンクでHOMEに送る

SVに移す際に「移送先のソフトで覚えられる技」なのでからをやぶるを「思い出す」

 

という手順でSVにLv.1の状態でからやぶを覚えたメテノを連れてくることが可能に。

このテクニックは同じく性別不明のロトムフリージオ、ブイズの進化系やミロカロスなどの特殊進化勢にも使えます。

 

主にヤミラミの壁の支援を受けてからからやぶで無双に入ります。

上記の通りコータスにはかなり強いのでコータス対面ならば壁なしでも破れます。

初手コータスケアでメテノを初手に置くこともありましたが、かなり危ういのでこれはオススメできないムーブですね。

構築段階からミスってる可能性があります。

 

技は基本的に上記の4つで完結してると思います。

強力な積み技のからをやぶる、連続技のロックブラスト、からやぶでしろいハーブを消費することで威力110として扱えるクロバット、一致技の補完としてのじしん

じしんの枠は大地や熱砂も候補ですが、ブリジュラスを確定1発にできるのは地震だけだったんですよね。

(コアにならなくてもロクブラアクロの火力を出すべくAに努力値を割いてるのが原因ではありますが)

しろいハーブを捨てるならアクロバットが使い物にならなくなるのでロクブラ強化のイカサマダイスか純粋な火力強化の珠が候補でしょうか。

試してないので未知数。

 

テラスタイプは弱点の岩、氷、鋼に耐性を持つべく最初からで使い続けてますがあまり困ったことはありません。

 

 

残り3枠

 

以上の信用と実績のヤミラミ・ブリジュラス・メテノの3匹を固定して残り3枠を決めることに。

この3匹で最低限見れているのが

コータス アサナン イエッサン♂ オオニューラ

まだ見れていないのが

ヒスイドレディア イダイトウ ドーブル アローラキュウコン

となります。

この中で特に危険視していたイダイトウから対策することに。

イダイトウというポケモンはLv.1でも基本的に動き方は変わりません。

 

スカーフで急襲する(初手に出すのはこの型ぐらい)

味方や自身で雨を降らせてすいすいアタッカー

対面構築の2番手or最後に出しておはかまいり主軸で殴るタスキアタッカー

 

いずれにも共通してるのは序盤はおはかまいりの出力は低く火力はほぼ水技依存だということ。

なので水無効特性を用意しておき、終盤のおはかまいりはノーマルテラスor悪テラスを温存して対応すればいいじゃん精神で水無効特性を探しました。

今大会の水無効特性持ちは

 

ニョロモ ラプラス シャワーズ

チョンチー ウパー パルデアウパー

サボネア カラナクシ グレッグル

ケイコウオ シズクモ シャリタツ

 

の12種類。

ここから選ぶのですが、せっかくなら他の水技強豪も対策できるポケモンにしたいところ。

イダイトウのほかにはアサナンと同様ちからもちで物理火力を2倍にするマリルすいほうで水技を2倍にするシズクモがいます。

これらのポケモンの水ではない一致技も半減できるのはもうコイツしかいません。

 

ウパー

しんかのきせき

13(236)-6-6-5-6(76)-6(156) てれや

ちょすい 悪テラス

じしん/どくどく/たくわえる/じこさいせい

 

合計種族値は脅威の210、耐性だけで選ばれたうぱお君。

数値が低いとはいってもこのルールで到達したいHP13に届くのはたいしたものです。

12という数字、3の倍数であり、4の倍数であり、6の倍数でもあるためこれらのダメージを耐えられる回数が1回増える13というのは非常に価値があります。

 

さて、実はこのパルデアウパーは過去にも一度使ったことがありまして、その際はどちらかというと電気玉ピカチュウ対策で入れてたポケモンです。

地面故に電気無効、なみのりは貯水で無効、草結びは威力40で貧弱、じゃれつくとかわらわりは毒故に半減、とマジで耐性が優秀

ついでに同じ電気強豪のハラバリー相手でも水浸し無効どくどく無効なので選出段階からとんでもないレベルで圧をかけられます。

あまり数が多いとは思いませんが、岩虫半減でバサギリにも後投げができるレベル。

 

そんなパルデアウパー君の型ですが最後まで悩みぬいた末に上記のものに。

基本的にイダイトウを主に見るため終盤で強い型にしたかったのですが、バサギリやピカチュウはどちらかというと序盤~中盤に出てくるポケモン

ここで後投げして消耗してイダイトウの相手ができなくなった、じゃお話になりません。

ノーマルテラスならば水霊両方無効なのですが、イエッサン♂に悪戯心勢の存在から悪テラスというのが先に決まっていました。

奇石+悪テラスで威力150おはかまいりは5~7ダメージ(乱数2発 11.3%)

このイダイトウ対面を殴り合うor固定ダメージで削るにせよ、ピカチュウバサギリに後投げするにせよじこさいせいは確定だと考えここから型の考察をスタート。

ちなみにじこさいせいやタマゴうみ、はねやすめといった天候に依存しない回復技は端数を切り上げてくれます(5世代以降)

Lv.1においてはひっじょーに大きく、HP13のパルデアウパーなら7回復できます

逆にあさのひざしつきのひかりといった天候依存の回復技は切り捨て(五捨五超入)で6しか回復しません、注意しましょう。

 

じこさいせいで上記の墓参りはギリギリ凌げるものの、殴り合うにせよ固定ダメージで削りきるまで耐え抜くにせよぼうぎょを上げる積み技がほしいと判断。

パルデアウパーには2つ選択肢があり、のろいたくわえるです。

のろいならば物理技の火力も補強可能、たくわえるならば特防も同時に補強できます。

ここは物理技にどこまで依存するかで判断。

というわけでいったん保留です。

 

残り2枠ですが、まず攻撃面で優秀な地面技の方を確定。

ここはじしんだいちのちからになるでしょう。

ここでロジャースは残り1枠で地面無効の鋼ポケモンに対抗しなきゃならないと考えました(悪い癖)

しばらくはがんせきふうじで考えていたのですが、最後に入ってきたポケモンがイダイトウにも対抗できて地面の効かない鋼にも強いポケモンだったので思い切ってどくどくを選択。

これならば一度猛毒を入れてしまえばB上昇と自己再生でイダイトウに粘り勝ちが狙えます。

どくどくを積むならば耐久面に厚くしたかったのでB上昇技をたくわえるで確定。

攻撃技はCに努力値を割けないことと威力100というのを評価してじしんで確定。

 

……なぁんてアッサリと書きましたが大会当日のギリギリまで悩んだ構成です。

アシッドボムとかひやみずとか結構悩んだんですよ?

 

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残る要警戒ポケモンヒスイドレディアドーブルアローラキュウコン

そしてパルデアウパー参戦により地面に弱くなったこともあり次の枠は草タイプにしようと思いました。

パルデアウパーは毒なのでヒスイドレディアに強いように見えますが、眠り粉がチラつく上にスカーフorからやぶコータスに強いとも言えません

 

そう、ここで求められる草タイプはコータスに強い必要があります

これを満たせるのはもはや晴れを逆利用できるようりょくそしか存在しません。

Lv.1で使えるようりょくそポケモン

 

フシギダネ ナゾノクサ マダツボミ

タマタマ ナッシー ハネッコ

ヒマナッツ キマワリ タネボー

トロピウス リーフィア クルミル

モンメン エルフーン チュリネ

ドレディア ヒスイドレディア シキジカ

カプサイジ スコヴィラン

 

それなりの数がいるようですが、ここにからやぶドーブル対策を兼ね備えます。

それはものまねハーブ+アンコールです。

ここ最近の仲間大会で使ってるロジャースの積み技対策であり、今回からやぶを覚えるだけで強い環境では非常に噛み合っております。

上記の葉緑素ポケモンでアンコールを覚えられるのはそこそこの数がいますが、ヒスイドレディアに対抗するならば格闘耐性+S8でありたいところ。

となればもうコイツしかいません。

 

エルフーン

@ものまねハーブ

13(196)-6-7-7(60)-7(76)-8(148) すなお

ようりょくそ 地面テラス

くさむすび/ムーンフォース/テラバースト/アンコール

 

からやぶコータスドーブル同様アンコールで咎めればいいですが、スカーフ噴火型は上からダメージを叩き込んで威力を減らすほかありません。

エルフーンの素の技範囲では威力を抑えきれないため地面テラステラバーストが確定。

これで確1にできたらいいのですが平均的なC7の一致80だと基本落とせないのが残念。

無論フェアリー御用達のムーンフォースも確定。

3割CダウンはLv.1においても強いです。

 

基本的にムンフォ+地面テラバで範囲は十分ですが、脳がイダイトウに囚われていたため草技も採用することに。

そしてイダイトウをワンパンするには威力90のエナジーボールでは足りなかったためくさむすびを採用。

地味にイダイトウって重いので威力100出るんですよね。

 

ヤミラミに後述のポケモンもいるため悪戯心に見えるかどうかは少し疑問なのですが、葉緑素=悪戯心ではない」ため悪テラスのからやぶ持ちにも強いのが特長。

メンタルハーブだけが弱点ですが、環境の回ってないこの大会ならばあまり警戒しなくていいと割り切ってました。

別にアンコールにこだわらずともからやぶならば火力もコピーできているので殴ってしまってもOK。

ちなみに竜舞などの攻撃強化をコピーしたときのためにAを下げず物理テラバが撃てるようにしてます。

 

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残りはアローラキュウコンとなりました。

ここまでで氷耐性がないため炎タイプにしたいとは思っていました。

(水だとフリドラが気になる)

当初は先制技もないため神速を覚える原種ウインディで調整。

サイコファングも覚えるため壁対策も可能です。

(ブレイズケンタロスがLv.1でレイジングブルを覚えられたらどれほどよかったでしょう)

ただこの期に及んでまだイダイトウに脳を支配されていたロジャースはついに晴れに手を出すことに。

先制技までこだわると電光石火を覚える原種キュウコンがいますが、もうここは型の豊富さからアイツにしました。

 

コータス

ゴツゴツメット

13(116)-7-8-7-7(116)-6(116) まじめ

ひでり ノーマルテラス

ふんえん/ソーラービーム/がんせきふうじ/ニトロチャージ

 

晴らせばオーロラベールは展開できないし、水技の威力も下がる!

エルフーン葉緑素も能動的に発動させられる!

パルデアウパーだけに対策させない!

そんな感じで採用。

実際仲間大会でメタを張る際は複数で対策すると選出の幅が広がってかなり戦いやすくなります。

 

まず炎特殊技の候補としてふんえんかえんほうしゃウェザーボールれんごくだいもんじオーバーヒートふんかと大量にあります。

回数の限られた仲間大会で命中不安は可能な限り減らしたいので煉獄、大文字、オバヒは除外。

噴火はオレンを既にブリジュラスに使っている上に外部から素早さ操作がそんなにあるわけでもないので却下。

ウェザーボールはトップメタのコータスに対して雨乞いや砂嵐で対抗される恐れがあったため安定性がないと判断。

放射は一応噴煙よりダメージの増える場面もありますがざっくり計算した感じコータスを出す相手ならば噴煙でよさそうだったので3割火傷が狙えるふんえんに決定。

そしてイダイトウへの打点としてソーラービームは確定。

ただ対面で雨乞いから入られたときのために一応噴煙から押して火傷を狙いつつケアをします。

(いずれにせよソラビでワンパンはできない)

 

対炎の打点としては基本的に大地(地震)が一般的なのですが、ヒートロトム、めらめらオドリドリ、そして自身が採用したメテノを見据えてがんせきふうじを選択。

まだ技枠が1つ余ってるのでここで地面技にすればいいのですが、どうもそんなに地面技に頼る気がしなかったので他の技でダメージ計算。

積みに対抗できるクリアスモッグや欠伸、ステロ等を除去しつつSを上げられる高速スピン……いろいろ考えましたがとある技のダメ計で目からウロコ。

それがニトロチャージでした。

流石と言いますか、一致+晴れ補正でB7までなら等倍で7ダメージ出るので確2取れるんですよね。

S上昇のおまけとしてはあまりにも火力が高すぎる、オーラぐるまか?

 

テラスタイプはイダイトウ対策のノーマル

地味にミミッキュ等のかげうちにも対抗できますがオマケ程度。

ちなみに大会本番では炎テラスが大半を占めていたそうです。

火力に脳焼かれすぎだろ……

 

イダイトウ対面で雨乞いされた場合に削りを増やしておきたかったので持ち物はゴツゴツメット

B8故にドーブルのネズミ斬を1ダメージに抑えられるので最悪ドーブルの処理もお願いするつもりでした。

 

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そんなこんなで構築が完成。

ちなみにロジャースはあまり基本選出という考え方をしません

無論メテノヤミラミの後に出したい……みたいな部分的なものはありますが、ガッツリとした選出パターンは相手の構築に合わせて自然と出来上がっていく形になります。

この構築の性質上

 

電気はなかなか呼ばない

抜群1に対して半減2無効1、そのうちパルデアウパーが強豪電気に強すぎるため選出されない前提で動く。

ゴーストが一貫している

イダイトウに脳を支配されていた割りにゴーストが一貫。

ミミッキュやソウブレイズは呼びそう。

イエッサン♂は先発で呼びがち

ヤミラミがいるものの、悪戯心シャットアウトは強いためエルフーンメタも含めて選出されやすそう。

スカーフコータスを考えるとスカーフを持ちがちなイエッサン♂は初手に出したいだろう。

 

この辺りは事前に意識してました。

 

 

結果

 

 

15勝5敗、最終13位でした。

参加者は300人弱なのでそれなり上位ではありますが、Lv.1対戦経験者としては1桁順位を目指したかったところ。

反省点としては

 

イダイトウや強豪電気が少なすぎた

使用率予想を大きく外しました。

とにかくイダイトウや電気に当たらずパルデアウパーが置物化

選出択すら起こせないのは流石につらい。

 

コータスの持ち物

あまりゴツメが活きませんでした。

S下降や猫騙しに強い隠密マントや全部攻撃技なのでチョッキならもう少し勝てたかもしれません。

 

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というわけでLv1GPの記録はここまで。

主催のいろはさん、対戦していただいた方、その他大会を盛り上げてくださった方に感謝を述べて締めたいと思います。

ありがとうございました。